【現役整骨医に聞く】裸足のように履けるアティパスの良さと子供の足へのメリット
赤ちゃんの歩き始めは成長を強く実感する一つのタイミング。そろそろファーストシューズを買おうかなと考え始める時期ですよね。
赤ちゃんの初めての靴にアティパスを選ぼうと思っているパパママの中には、「アティパスはなんとなく足に良いって聞くけど、どこがいいの?」と気になっている方も多いかもしれません。
そんなパパママに向けて、イタリアで小児整骨の専門家として働くElisa dozio先生に伺ったアティパスのよさについて紹介します。小児整骨医の視点から、赤ちゃんの足にとってアティパスがどう良いのか語っていただきました。
研究によって生まれた”裸足に近い状態”でいられるアティパスの靴
アティパスはソウル大学の認知行動発達センターとの約7年間の共同研究を経て、2011年に生まれました。
ソウル大学の認知行動発達センターは子供専門の研究所で、ここでは発達運動学についてあらゆる分析が行われています。
また認知発達の分野も対象としており、アティパスの靴は主に子供の脳の発達に関する生体力学に基づいて開発されました。
アティパスの研究で追及されたのは、可能な限り裸足に近い状態でいられること。
親としては子供たちを常に裸足にしておくことはできないので、サポートが必要です。その点、アティパスはまさにまるで裸足でいるかのように足を完全に動かせる靴なのです。
アティパスが優れているポイントと子供の歩行にもたらすメリット
幅広設計のつま先部分
まず注目してほしいのが、つま先部分がとても幅広いことです。
幅広設計のおかげで子供が足を自由に動かせるようになっています。
フィット感のある靴下部分
上部が靴下でできているので、ソールまでぴったりと子供の足にフィットします。
そして、よくある滑り止め付き靴下のようには簡単にずり落ちてきません。そのおかげで子供にとって負担が少なく、履き心地もよいものになっています。
履き心地・軽さ
アティパスは子供がバランスと安定感を身につけて正しい姿勢で歩けるように段階的にサポートしてくれます。そのため、歩き始めたばかりの小さな子に最適です。
まるで履いていないかと思うくらい非常に軽いため、子供が重さを感じることはないでしょう。
素材の柔らかさ
とてもやわらかい素材でできておりとてもよく曲がるので、子供の足が自由に動き、自然に正しい動作をすることができます。正しい歩行、つまり足運びを身につけられるのです。
また非常にやわらかく幅も広い作りなので、いろいろな子供の足の形に柔軟にフィットします。そのため、子供自身が足に窮屈さを感じにくいのもメリットです。
ときどきすぐ靴を脱いでしまう子供がいますが、それはおそらく靴がきついためわずらわしさを感じて脱いでしまうのでしょう。アティパスであればその問題も解決します。
通気性の良さ
ソールに小さな通気口があり、靴下部分も薄くて通気性に優れているため、洗濯や乾燥が簡単にできます。
通気性がよいことは、言うまでもなく子供にとって非常に快適です。
遊びまわって汚しても水たまりに飛び込んでも大丈夫なので、子供たちは思い切り遊ぶことができます。
また丸ごと洗うことができてあっという間に乾かせるので、パパママも汚れを気にせずにたくさん遊ばせてあげられますね。
高い安全性
アティパスはソール全体が滑りにくい素材で非常に耐性があります。
わずかな摩擦を発生させることで、子供が転ばないようにサポートしてくれるので、パパママは安心して履かせることができるでしょう。
アティパスのインソールは子供の歩き方を見るのにも役立つ
アティパスと子供の足のサイズが合わないときは、インソールを使うことで数ミリサイズの調整をすることができます。
また専門家の立場でいうと、アティパスのインソールは足の跡の確認にも使えるのです。
インソールを取り出して足の形を確認することで、靴の中でどう加圧されているのかを判断することができます。つまり、足形を見ることで足裏への力のかかり方を検証することができるのです。
このように、インソールはサイズ調整をする役割だけでなく、子供の歩き方を確認するのにも役立つ優れものといえます。
アティパスは母親としてもおすすめしたい靴
私は娘にもアティパスを使わせていますが、母親としてもとても満足しています。
娘は赤ちゃんの頃からとても小さく細い足をしていたので、普通の滑り止め付き靴下だとすぐにずり落ちてきてしわが寄ってしまいいつも大変だったのです。
母親としてアティパスの良さを痛感したので、これから靴選びをするパパママにはおすすめしたいですね。
専門家の先生のご紹介
小児整骨医:Elisa dozio先生
新生児および小児*オステオパシーと運動療法開発の専門家。
2012年から2014年まで、ミラノのCMO整骨院で小児整骨医として働く。
数年前からオステオパシーの研究を始め、母子分野に専門的に取り組んでいる。
現在はフリーランスとして、医師や歯科医師、助産師、理学療法士、小児神経科医、婦人科医などさまざまな専門家と協力している。
*オステオパシーとは自然治癒力を充分に活かして、身体が本来持っている機能性を取り戻し、健康に導く医学です。