
【小児理学療法士に聞く】赤ちゃんの歩き始めにおすすめな靴の特徴と足の成長に大切な3つのこと
赤ちゃんにどんな靴を履かせたらいいか分からず、ファーストシューズを決めかねているパパママは多いでしょう。できることなら専門家におすすめのシューズを聞いてみたいと思いませんか?
今回は、スペインの小児理学療法士Patricia Ostariz先生にインタビューを実施。赤ちゃんに履かせるとよい靴の特徴や、健やかな足の成長にとって大切な3つのポイントについて説明してもらいました。
赤ちゃんにどんな靴を履かせればいい?

お子様を育てている親御さんはご存知かもしれませんが、家にいる時はなるべく赤ちゃんを裸足にさせることが大切です。
しかし、歩行が自立してきたらどうでしょうか?また外出するときは靴が必要ですよね。
よく相談されるのが、赤ちゃんにどのようなタイプの靴を履かせたらいいか。
そして、履かせるタイミングや時期についてです。
そこでお伝えしたいのがアティパス。
この靴は何がそんなに特徴的なのかというと、最も裸足の状態に近いのです。
アティパスはとても柔らかく、 かかとの部分を締め付けないため赤ちゃんの足の動きを妨げません。
またつま先はワイドタイプなため、 開放的で歩行中に自由に指を動かすことができます。
そしてソールには通気口もあるため通気性も抜群です。
アティパスはこれらの特徴をもっており、まるで裸足のように赤ちゃんの自然な歩行の発達を助けてくれる靴だといえます。
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赤ちゃんの健やかな足の成長のために大切なこと

ファーストシューズ選びは、赤ちゃんの足の健康に直結する重要なポイントです。
そのため、親御さんは以下の3つのポイントを心がけてみてください。
①なるべく裸足で過ごす時間を作る
②歩行が上達して外出の機会が増えたら、裸足の状態に近い靴を履かせる
③1日の終わりには必ず足のケアをする
赤ちゃんの歩行の安定を助けるには、柔軟性や通気性があり、指を自由に動かせるファーストシューズを選びましょう。
また足のマッサージなどをしてあげると、赤ちゃんはベストな状態で動き回ることができるでしょう。
赤ちゃんの足を健やかに育て、自然な歩行の発達を促すことは親の役目。
裸足に近い状態でいられるようなファーストシューズを選んでくださいね。
専門家の先生のご紹介

小児理学療法士:Patricia Ostariz先生
フランシスコ・デ・ビトリア大学で理学療法の学位を取得。
現在は、小児理学療法士、オステオパシー、小児神経発達の専門家として幅広く活動。